保険を見直して、家計が楽になった!!
お金がない、
お金がない、お金がない・・・
ああ、お金がない、困ったぞ。
最近、家の家計が財政破綻を起こしていることに気付いた、森野です。
毎月の貯蓄額がどうも少なくなっているなーーと思い、
財務大臣の妻を問いただしたところ・・・
「実はずっと赤字なのよね~~」と、
軽く言われました。
妻によーーく話を聞いてみると、
半年前から大体月2万円ほどの赤字
になっているとのこと。
ええーーーっ!
うっそー。
昔、月5万貯めようね、って二人で話したよね。
何で貯金できてないのかな?・・・
あの5万貯めていこうという二人の決意は、
僕の妄想だったか・・・
まあ、それは妄想でいいんだけど、
なぜマイナスになるんだろう・・・(゚Д゚;)
・・・
・・・
別にお金を貯め込みたいわけではありません。
ただ家のローンはちゃんと計画的に返していきたいのと、
うちには二人の子どもがいるので、娘の教育費用は何とかしてあげたい・・・
親の務めだと思っています。
そして一応一家の稼ぎ頭である僕が大きな病気になったり、
ケガをして働けなくなったときのために、
一家が最低限生活していくための貯蓄は必要だと思っています。
しかし今回計画がうまくいってないことに気付き、
改めて妻を放置していた自分の至らなさを思い知った次第。
ああ、オレのバカ、オレのバカ・・・・。
妻を信頼したがために、これまで何度痛い目にあってきたことか・・・
とにかくまずマイナス経営の一家の財政を何とかしなければならない。
5万の貯蓄は急には無理でも、
まずは家計をプラスマイナスゼロには持って行かないといけない。
ちなみに僕は月2万円、給料天引きで会社の財形貯蓄をしています。
毎月2万円の赤字を出しているということは、2万円自動的に貯金しつつ、その一方で2万円貯金を切り崩していたことになります・・・
愚かだーーーー
全く意味をなしていない。
ということで、まずは「1か月の固定費」を見直すことにしました。
月の固定費の要素を洗い出す!
うちは僕、妻、子供二人(小学生・乳児)の4人家族です。
毎月必ずかかる固定費をざっと洗い出すと・・・
- 住居費(住宅ローンなど)
- 食費
- 水道光熱費
- 車
- 保険
- 通信費用(僕・妻の携帯、ネットなど)
- 新聞代
- 美容費
- 子供二人の貯金
- 子供の習い事費用
- 子供の学費、服飾、その他雑費
- 僕と妻の小遣い
- 一家の貯蓄
ざっくりこんなもんでしょうか。
このうち3大固定費と言われているのが次の3つですよね。
- 住宅費
- 車
- 保険
まずはこの3つを検討してみる。
意外と「保険」って削れるかも?
まず、住宅費と車の費用ですが、
うちの場合は残念ながら削ることができません。
住宅ローンは、この低金利を受け、
我が家は去年借り換えを行ったばかり。
おかげでローンが1万5千円ぐらい安くなり、
もうこれ以上の削減は難しい状況。
まあ、しょうがない。
車は地方での生活を考えると必需品。
維持費は高いですが、こればっかりは仕方ない。
本当は大きく削れるところなんだけど。
車なしで生きていけるのかな?
・・・
無理だな。
ということでこれも却下。
そしてもう一つの保険。
これが今日の話のテーマです。
僕は自身に生命保険と医療保険をかけています。
まあ、何か一大事のときのために一家の稼ぎ頭に保険をかける、というのは無難な選択の気がします。
たぶんうちみたいなファミリー世帯って似たようなものだと思うんだけど、
いかがですか?
ちなみに僕は生命保険に月5000円程度の掛け捨て、医療保険は僕と妻あわせると月7000円も払っています。
でもこの二つの保険。
本当に必要なんでしょうか??
世の中にはたくさんの公的保証がある!!
まず生命保険。
これは僕が死亡したときの保障ですよね。
確かに保障の金額としては大きいです。
うちもそれなりの保障が受けられるよう払っています。
しかし、たとえばですが・・・
うちみたいに新築のマンションを購入した人は、住宅ローンを組む時に、
団信(団体信用生命保険)にほぼ強制的に加入させられます。
これは僕が死亡したり高度の障害が残るようなまさかの事態が起きたときに、金融機関がそれまでの住宅ローンを支払ってくれるというものです。
なので、僕が死んでも住宅ローンのことは心配する必要はありません。
さらに僕はサラリーマンです。
厚生年金に加入しています。
ご存じの方も多いと思いますが、年金には「遺族年金」というのがあって、
夫が亡くなってもその遺族に年金が支払われるとっても素晴らしい制度があります。
こちらも厚生年金に加入しているおかげで、通常の年金と同じように
「遺族基礎年金」に加え「遺族厚生年金」が妻に支払われます。
じゃあいくらもらえるのか?
↓こちらのサイトで試算してみたら・・・・
仮に平均標準報酬月額を「35万円」と設定すると、
うちのように配偶者+子供二人の受給額は・・・
年間 166万円
となりました。
1か月あたり13万円弱というところでしょうか。
- 住宅ローンはなし
- 毎月13万円程度の収入が保証されている
これってかなり大きなアドバンテージのような気がするのですが・・・。
仮に妻が仕事をしたとして月15万円稼げるとしましょう。
そしたら住居費なしで月30万円弱の収入になります。
子供の保育園とか出費はありますが・・・
充分いけるんじゃねえ?
・・・・
もっと言うと・・・
子供の貯蓄もできるんじゃねえ?
と森野は思ったわけです。
確かに生命保険がこれに加われば鬼に金棒。
子供の教育資金は生命保険で安心でしょう。
でも現在、一家が財政破綻を起こしている中で、かなり確率が低い(と思われる)死亡保障に月5000円ものを掛け捨てでかけるというのは、なんだかもったいない気がしました。
医療保険は絶対いらない!
お次は「医療保険」。
これは結論から言いますが、うちの場合は・・・
いらない
絶対いらない!!
ということに改めて気づきました。
なぜか??
もし僕が大きな病気にかかり、多額の医療費がかかったとしても・・
「高額療養費制度」があるからです。
どんな制度かご存じですか?
ご存じない方、こちらをご覧ください。
出典:全国保険協会HPより https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030
日本で暮らしている場合は健康保険で医療費の負担が3割で済みます。
が、長期の入院や大きな手術などで何百万という費用がもしかかったとしたら・・・
3割負担でもきついですよね。
仮に医療費が300万円かかったとしたら、100万円の自己負担はかなり厳しいものになるはずです。
しかしこの制度があるおかげで・・・
医療費の自己負担にストップがかかります。
どういうことか、こちらをどうぞ。
出典:全国保険協会HPより https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat310/sb3030
世帯の収入や適応できるケースなど条件は様々ありますが、どちらにせよ、家計が破たんしない程度のところで医療費にはストップがかけられます。
たとえば上記の図の④区分エに該当する所得の人は、医療費が57600円を超えることはない、ということです。
(注意:ただし差額ベッド代など適用外のところもあるようなので、興味がある方はご自身で調べてください。)
だから民間の医療保険に入って、入院費用や治療費まで保障してもらう必要は、全然ない!と森野は思うわけです。
ちなみにうちの医療保険は
僕が月4000円、妻が3000円・・・の計7000円。
これは大きいです。
速攻カットします
一方、「就業不能保険」というのもある
これまで固定費削減のために保険をカットする方向で話をしてきました。
ただ妻と話していて「なるほどなーー」と思ったこともあります。
それは、
僕が何かの病気や事故で「死にはしないんだけど、働けなくなった」場合のこと。
たとえばがんにかかり、会社を辞めざるを得なくなったり、交通事故にあい下半身不随になり長期間働くことができなくなった場合のことです。
でいろいろ調べていたら、こういう保険があることを知りました。
「就業不能保険」
長期間働くことができなくなった場合に、かなり長い期間の保証が受けられる保険です。ライフネット生命の場合、以下のような保障があるといいます。
出典:ライフネット生命HPより http://www.lifenet-seimei.co.jp/product/disability/
会社の健康保険にも「傷病手当」はありますが、基本は1年6カ月の保証。病気やケガの後遺症が長引くとこの手当ではまかなえない可能性があります。
生命保険と医療保険はやめて、
変わりに「就業不能保険」に加入する。
こういうチョイスの仕方も我が家の場合は「アリ」かもしれません。
まとめ
ということで、保険に関する今日のまとめです。
- 新築マンションを購入した際には、「団信」に加入するので、夫が死亡したとしても住宅ローンの心配をする必要がなくなる
- 会社員であれば、「遺族年金」が家計の大きな支えとなる
- 高額の医療費がかかっても「高額療養費制度」があり、医療費の負担に上限をかけてくれる
- 長期間働けなくなったときのために「就業不能保険」というのもある。
ちなみに我が家の生命保険と医療保険をカットすると・・・
これだけで月1万2千円節約できることになります。
やっぱり保険って大きいですね。
これで我が家の家計は2万円の赤字から1万2千円引いたとして・・・
マイナス8000円のところまでいきました。
まずは固定費の中で大きなところを見直しました。
ただ、まだ見直せる要素はたくさんあると森野は思っています。
それはまた次回にて。
今日はこのへんでおしまい!