僕がなぜか向田邦子の本が好きな5つの理由
僕はなぜだかはわからないが、女性作家の小説をそれほど読みません。
別に毛嫌いしているわけではないんだけど、自然と読んでいるものを振り返ると男性作家のものが多い、そんな感じです。
なんでなんだろう?・・・
特に理由はないです。たまたまだと思う。
女性作家でよく読むのは、桐野夏生さん、宮部みゆきさん・・・それぐらいだろうか?
あ、あともう一人大事な人がいました。
向田邦子さんです。
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読みやすい!でも一筋縄にはいかない”日本文学”の名著・10選
これまでそれなりの量の本を読んできたつもりだ。
でもその中には、数か月たったら中身をすっかり忘れてしまう本と、いつまでたってもその読後感が消えない、トンデモない本がある。
そういう本との出会いって「人との出会い」と似ていて、その読書体験は何ものにも代えられないぐらい素晴らしいもの。
うーん、「恋人が出来た」とか「なんかウマの合う友達が出来た」とは言いすぎかもしれないが、なんかそれぐらい自分の中で大切なものではあります。
だって本を読んで価値観が、変わりますからね。
なので、短い人生、できるだけいい本をたくさん読みたいと思っています。
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『村に火をつけ白痴になれ』/栗原康~伊藤野枝も著者の書きぶりもムチャクチャな1冊~
すごいタイトル・・・
このタイトルから「どんな本なんだろう?」というわくわく感で手に取った1冊です。
明治から大正期を生きた、伊藤野枝という女性の評伝。
この本、かなりすごい。
伊藤野枝の生き方もすごいんだけど、著者の思い入れもすごい。
文章の書き方、表現がえげつない。
だって表紙を開いた見開きの小見出し、いきなり・・・
『あの淫乱女!淫乱女!』というタイトルで始まりますから。
・・・
・・・・・
びっくりしましたよ。
そして読んでいくと出てくる「セックス」の言葉の連呼。連呼。
何だ、この本は?
・・・
・・・・
でも、もう、これは面白くなるに違いない。
僕はすぐに確信しました。
で実際・・・・面白かったです。
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子育てのメソッドを「花まる学習会」の本から学んでみた!
平日は自分のことで精いっぱいなので、その分、土日は子どものことを考える時間にあてています。
子どもの習い事の送り迎え、遊びに付き合う、お風呂に入れて寝かす・・・
で、あっという間に一日が終わってしまうんですが、いわゆる子育て本もこうした土日のちょっとした空き時間に読むようにしています。
で、今回読んでみたのはこちら。
続きを読む【おススメの小説】あなたの人生を揺さぶる”海外文学”10冊
世にこれだけ本がある中で、海外文学を読むなんていうのは見る人から見たら「けったいなこと」にしか思われないかもしれない。
僕も昔は”海外の小説”ってとっつきにくいと思っていたので、本格的に読みだしたのは受験勉強が終わって大学に入学してからだったと思う。
で、今、それなりの本を読んできて思うのは・・・
「食わず嫌いのままにしないでよかったなー」
ということでした。
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