沢木耕太郎『危機の宰相』/”所得倍増計画”という名コピーはいかに生まれたか?
沢木耕太郎の本が好きで、人生の中でときどき合間を見ては手に取ってきました。
社会党委員長の浅沼稲次郎と彼を壇上で刺殺した17歳のテロリスト・山口二矢を描いた『テロルの決算』。
ボクサー・カシアス内藤のカムバック劇を描き、自身も裏方としてストーリーに深く関わる『一瞬の夏』。
写真家・ロバート・キャパの一枚の写真の真偽を追う『キャパの十字架』やクライマー・山野井夫妻のギャチュンカンの挑戦と挫折を描いた『凍』。
沢木さんの文章はどの作品もとても読みやすく、そしてまるでその場面を体験しているかのごとくリアリティある筆運び・・・。
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『ファスト&スロー』は「人が色んなことに惑わされる」ことがよくわかる1冊
ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)
- 作者: ダニエル・カーネマン,村井章子
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2014/06/20
- メディア: 文庫
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読むのに骨は折れるが、その読書から素晴らしい知見が得られる本というのがたまにあります。
このダニエル・カーネマンの『ファスト&スロー』は僕にとってそうした1冊になりました。
副題は「あなたの意思はどのように決まるか?」
これはノーベル経済学賞を受賞した著者が、初めて一般書として上梓したという『行動経済学』の本です。
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手帳を変える時期がきたので『手帳愛』をいっちょひとつ。
3月ももうすぐ終わり。今週からはいよいよ4月、新年度になりますねー。
僕は毎年3月末になると必ず手帳の更新をするんですが、今年もその季節がやってきました。
使ってる手帳は毎年一緒。「ほぼ日手帳」です。
たぶん多くの人が使っているんじゃないでしょうか。僕はいろいろと種類がある中で、この『オリジナル』を使っています。
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【マラソン練習】ランニングを再開してまずはサブ4を目指す青写真
ランナーのみなさん、お元気でしょうか?
みなさま、今シーズンの目標は達成できましたか?
冬にピークを迎えたマラソン大会もだいぶ収束し、ランナー的にはそろそろ一区切りの時期かと思います。
今シーズン目標を達成できたかたも、できなかった方も含め、来シーズンはさらなる記録の向上をねらっていきたいですよね。
僕は今シーズン、久しぶりにランニングを再開しました。
2年前まではかなり本格的に走ってサブ3・5付近までいったのですが、仕事が忙しくなり、走る時間がとれなかった・・・。それでしばらくお休みをしていました。
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