伝説の”レインボースーパーざかな”

好きな本や音楽のこと、日々の暮らしを気ままにつづる雑記ブログ。

くるりが20回転したら、おれも20回転してた。。。(あ!音楽の話ね、これ)

 

 くるりがデビュー20周年ということで、

ベストアルバムを出した。 

  

そう、20周年なので「20回転」。

 

く・る・り、だから。

 

くるり、知ってますか?

 

1996年に立命館大学の音楽サークル「ロック・コミューン」内で岸田繁(Vo, G)、佐藤征史(B, Vo)、森信行(Dr)により結成。その後メンバーチェンジを経て、2011年からは岸田、佐藤、ファンファン(Tp, Key, Vo)の3人編成で活動している。1998年10月にシングル「東京」でメジャーデビューを果たして以降、2015年8月にシングル「ふたつの世界」をリリースするまで11枚のアルバムと33枚のシングルを発表した。2007年9月に主催イベント「京都音楽博覧会」をスタートさせたり、「ジョゼと虎と魚たち」「奇跡」といった映画作品の音楽を担当したりと、その活動は多岐にわたる。2016年のバンド結成20周年に向けた取り組みとして、2015年4月に再現ライブシリーズ「NOW AND THEN」をスタートさせた。2016年2月にはNHKみんなのうた」で放送された楽曲「かんがえがあるカンガルー」を配信リリース。3月には岸田がFM802、FM NORTH WAVEJ-WAVEZIP-FM、cross fmの各局とTSUTAYAのコラボキャンペーン「TSUTAYA ACCESS!」にテーマソング「Hello Radio」を提供した。バンドは5月から「NOW AND THEN」の第3弾として2004年3月発表の5thアルバム「アンテナ」の再現ライブを行う。

出典:「音楽ナタリー」より   http://natalie.mu/music/artist/772

 

もちろん、いちファンとしては、

喜ばしいことなんだけど、

1stアルバムから聞いていた僕にとっては、

ちょっとした衝撃も感じた。

 

くるりが20回転したってことは・・・

 

オレも20回転してしまったのか・・・

 

まあ、僕が年を20とったというのは

どうでもいい・・・。

が、この20年というのはホントにあっという間だったなと。

 

くるりがきちんと11枚ものアルバムをリリースし、

多くのファンを喜ばせてきたのに対し、

ぼくは何もしないまま、

ただのサラリーマンとして朽ち果てながら、

20回転もしてしまった、と。

 

 

とにもかくにも、

くるりが20年活動を続け、11枚ものアルバムを出してきたというのは

当時の僕からは想像もできないことである。

単純によく続いているよなと思う。

 

そしてこのベストアルバムとあわせて

こんな本も出ていた。

 

くるりのこと

くるりのこと

 

 

 20年のくるりの活動を岸田氏と佐藤氏に主にインタビューしながら、

これまでを振り返っているメモワール的な本である。

読んで、懐かしくなったと同時に、

そういえばずっとくるりを聞いてきたなと思った。

 

 ということで、

今日はこの「くるりの20回転」の中におさめられている曲の中から、

森野の特にオススメなものを紹介していく。

 

「東京」

99年のメジャーファーストアルバム、

さよならストレンジャー」に入っている。

くるり、といえば、

まずはこれ。


くるり - 東京

 

当時、僕は大学生で、

やたら音楽雑誌(ややサブカル系の)で

くるりが取り上げられていたのを憶えている。

 

すげえやつらが出てきた!と。

 

これまでの日本のメジャー音楽の影響を受けずに、

洋楽のロックの影響を受けたバンドとして。

そして、なんとなく、パンピーだった僕らの感じからしても、

アメリカやイギリスのオルタナティブがかっこいい、

という雰囲気で、そういうのばっか聞いていたから、

その影響を受けたバンドなら・・・

ということで聞いてみようかと思った。

 

で、聞いてみたら、

もろ日本版オルタナだった(笑)

 

オルタナティブは、alternative=「もう一つ別の」

とかそういう意味なんだけど、

これまで流行っていたロックとかとは別の、

新しいロックを模索する動き、だった気がする。

 

アメリカではニルヴァーナとか、ダイナソーjrとか、スマパンとか。

イギリスではレディオヘッドとか。

 

そんなミュージシャンたちの影響を受けた

感じがもろ出ていて、いいですね。

 

このころの岸田氏、

やせすぎ!

 

「青い空」

この辺も、もろオルタナの雰囲気を

まとっている。


くるり - 青い空

 

ギターが攻撃的だ!!

 

MVは単にふざけているだけ(笑)

 

この曲、

ものすごい緩急がついていて、

速~いリズムでがんがんいくところと、

ゆっくり、スローなテンポになるところ。

 

そのメリハリがついている感じが好き。

 

ワンダーフォーゲル


くるり - ワンダーフォーゲル

 

2001年に出された3rdアルバム

「TEAMROCK」に入っている。

 

このアルバムあたりから、

売れ線を意識したポップな曲が

増えてくる。

 

とはいえ、あくまでくるり節なので、

ほかのポップソングとは一線を画していると、

僕は思っているのだが。

 

これは当時流行っていた、

ダンスミュージックの

四つ打ちの打ち込みの音をベースに作られている。

 

最初聞いたとき、

 

なんだこれは?

 

と思った。

 

ダンスミュージックとポップミュージックが、

ごちゃまぜになっている。

 

当時、僕は大学3年生か4年生で就職も決まっていて。

インドにバックパッカー的に旅行に行ったときに、

よく聞いていた。

 

ディスクマンで。

 

・・・

 

ディスクマン・・・

 

・・・

 

今、書いていてディスクマンってあったなーって

思い出したけど、もう完全に死語。

 

ただ歌詞も含めて、

当時の20代前半の男子の気持ちを

ものすごーく上手に表現している曲だと思う。

 

 「リバー」

 

この「TEAMROCK」のころって、

アルバムに入っていた9曲目の「ばらの花」が、

TVではよく流れていてそちらに注目が集まっていたんだけど、

個人的にはこっちの「リバー」のほうが好き。

 

とにかくポップで聴きやすい!

 

歌詞もよい!

 

今、30代後半の疲れたサラリーマンが効くと、

さらによい!

 

ということでどうぞ。

 


くるり - リバー

 

「HOW TO GO」


くるり - HOW TO GO

 

曲はスローテンポで、

やたらメロウなんだけど、

ギターは轟音。

 

アメリカのダイナソーJrあたりの影響を

受けたとかしか、思えない曲。

 

僕はこういう轟音ギターが昔から好きだったので、

今でもよく聞くんだけど、

みなさん的にはどうなのかな?

 

ただこのあたりの初期の頃の

岸田氏の歌詞は今聴いてもかなりいいですね。

 

昔、かなり中毒的に毎日聞いていたのが納得、

です。

 

おわりに

この「くるりの20回転」、

CD3枚組になっているんだけど、

1枚目のオススメを書いていたら・・・

 

はやくも力つきた。

 

なので、また2枚目以降は、

次回に持ちこします。

 

また見てもらえるとうれしいです。

日本のロックバンドの中で、

くるりは一番聞いてきたものなので。

 

今日はこれにておしまい!

またね。

 

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