買って後悔した!だけど、愛のあるもの5つ
日々の暮らしで家電製品や日用品は、よく使うものです。頻繁に使うだけに、ちょっと使いにくいだけでも結構なストレスになったりします。
なので我が家では、こうしたものを買うときはけっこう厳選して選んでいるつもりです。
しかーーし。
それでも「買って失敗した」というものが出てくるのが人間が生きる上での悲しい性。
高額の買い物であればあるほどそう簡単に買い替えることはできない。だから毎日使いながら、ちょっとのストレスとなんだかわからない哀愁、そして「あー、これちょっと使いづらいんだよね、やっぱり」って思いながら、使い続けることになる。
そういった商品との出会いはないほうがいいんだけど・・・
我が家には、残念ながらそうした商品がいくつもある。
ということで今日は我が家にありながら、なんだかしっくりきていない家電・日用品をご紹介します。
ただこれはあくまで「今の我が家」には分不相応だったもの。製品が悪いというより、僕が商品のスペックを誤り買ったがゆえのものだとご理解ください。製品自体にケチをつけるつもりは一切ないので。
では、いってみます。
電子レンジ「ヘルシオ」
まずは電子レンジ。6年ぐらい前に買ったヘルシオです。
一番後悔しているのはもちろんその「お値段」。
確か12万ぐらいしたんではないか。
今思い返しても、高い、高すぎる・・・電子レンジに10万以上出すなんて、どうかしてたな。
実はうちではその前に使っていた電子レンジが「チーン」だけのシンプルなものだったので、妻の意見を聞いて、”清水から飛び降りる勢い”で買ってみた。
「いろんな機能がついてるから、ホント便利らしいよ。」と妻は言っていた。。
「そうか、そうか。ならコレ買ったら、料理が楽になるかもしれないね。」なんて僕は思ったりして。
だけど買ってみたら
・・・
・・・
結局「チーン」しか使わねえじゃないか(# ゚Д゚)
ああ、そうだった!
妻は料理嫌いだったんだ。文明の力でその料理嫌いの妻を少しでもサポートできればというやさしい思いで買ってみたのに。。。
「そもそも料理嫌いな人は手の込んだ料理が作れない」
という不文律。目に見えて明らかな真理を考えなかったのが最大の失敗。
これなら無印の電子レンジ(一人暮らしのときに使っていた)でも全然いいじゃないかと思いつつ・・・
このヘルシオくん。
6年たっても全然壊れない。スゲー丈夫、さすが12万円。
まだまだ使えるのはありがたいが、たぶん最後まで「チーン」しか使わない予感。
掃除機
続いては掃除機。うちはパナソニックの紙パック式を使っています。
こちら。
パナソニック 紙パック式掃除機 ローズゴールド MC-PK17G-N
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2016/02/25
- メディア: ホーム&キッチン
- この商品を含むブログを見る
ルンバでもサイクロン式でもダイソンでもない。
旧来からある伝統的な「紙パック式掃除機」だー
吸引力はなかなかあっていいんだけど、やっぱね、これ。
重い。
こういう掃除機使うときって、ホースを持って、後ろの本体は「ズルズル・・・」とついてくる感じでみなさん使うのでしょうが・・・
その「ズルズル」が面倒くさい。。。
これが掃除機の一番効率的なカタチなのか?コードは伸ばせば伸ばすほどいろんなところに絡まるし、本体はいろんなところでガンガンぶつかるし。家を傷つけながら掃除している。
これがとってもストレスを感じるので、僕は片手にホース、片手に本体を持つという体制で掃除をせざるを得ない。
なので、すっげー重い。疲れるよ。
調べたら本体だけで4キロある。疲れるわけである。
実は買うとき相当迷った。
ダイソンにするか、旧来型にするかで。
でも旧来型は確か2万円ほどでダイソンは4・5万円はしたので、コスパ優先!ってことで旧来型を買った記憶がある。
それがよくなかった。やっぱり掃除機は軽さ重視だ。
まあ、さすがに次はコードレスのサイクロン掃除機を買おうと思うが・・・
だけどこのパナソニックの掃除機も丈夫なんだ。何年前に買ったか覚えていないがまだまだ使える。壊れる予兆もないし、その気配すら感じさせない。
嬉しいのか悲しいのかよくわからんが、日本の製品ってホント優秀だよ。。素晴らしい。
柳宗理の包丁
次は包丁。
僕、以前単身赴任していたことがありまして。で、そのときにお金がないので、おそらく自炊中心にせざるを得ないと思って満を持して買ったのがこれ。
そう、包丁。
しかも「柳宗理」
柳宗理、ご存じですか?
主婦の方はほぼ知ってますよね。
ボウルとか鍋とか、ちょっと高いけど、軽くて使いやすくて。。
ホント無敵です。キッチングッズのキング。。
高いだけのことはある。
ただ包丁は僕には合わなかった・・・
7000円以上したのに。。。残念。
あんた、柳宗理の製品をdisるなんてどんなつもり?って怒られそうな気もしますが・・・
切れ味自体は悪くないんです。
よくわかりませんが、特殊なステンレスを使っているようで、切れ味自体は悪くない。
そしてステンレス製で軽いし。そう、めちゃくちゃ軽い。
ただ・・・軽すぎて固い野菜やら肉やらが切りにくいときがある。
こういうときは重い重量のある包丁で上から「ザクッ!」ったほうがよく切れますね。
この包丁に大きな不満があるわけではない。が、包丁1本に7000円以上の値段を支払うよりはもっと安い包丁でよかったなと思ったわけです。
コーノ式コーヒードリッパー
おしゃれな主婦雑誌でよく紹介されているこちらのコーノ式のコーヒードリッパー。
セットで7000円以上出して買った覚えがある。
コーヒーセットに7000円とはなかなか高い買い物です。
でも僕はコーヒーをよく飲むから、一台は必要ということで購入したんですが。。。
なんかこれでコーヒー入れてもおいしくない。
渋みと苦みが強く出ているわりに、コーヒーの深いコクがあまり出ない。
入れ方が悪いのかな?と思いつつ毎回ちょっとアレンジしてやってるんだけど、やっぱりうまくいかない。
このコーヒードリッパーの前は、象印のコーヒーメーカーを使っていたんだけど、そっちのほうがずっと美味しいコーヒーが出来ていた。
そのコーヒーメーカーは妻が実家から持ってきたというもので、もうすでに10年ぐらい使っていると言っていたけど、コーヒー豆と水を入れたらスイッチぽんでカンタンだしなによりコーヒーが美味しくできるということで、ホントにありがたかった。
それを15年ぐらい使い続け壊れたので、こちらに買い替えたのだが・・・
普通のコーヒーメーカーでよかった。。。
むしろドリッパーのように入れ方で味が変わってしまうのは、僕の望むところではない。僕がコーヒーに望むのは、毎回、安定した味の深いコクのあるコーヒー。僕はかなりズボラなので、ドリッパー式そのものがあっていなかったかも。
でも、実家で暮らしていたとき、何てことないコーヒードリッパーで入れていたコーヒーはとても美味しかったなーー。
コーノ式・・・何がいけないんだろうか?
車
最後は大きい買い物、車です。
うちは7・8年前から、フォルクスワーゲンのポロに乗っています。あ、もちろんお金がないので、中古です。中古。それも2つか3つ型落ちしてるやつ。
僕は車にお金をかけたくはないので、何でもよかった。そして、妻も運転する必要があったから、運転しやすい小型車がいいかなってことでそれにしたんです。
しかも最近のポロは燃費もいいよ、ってCMでやっていたので、なら中古でもそれなりの燃費が期待できるでしょ!と。やっぱり「中古は安いからいいよねー」と買った。
70万円ぐらいだったかな。。
だが乗ってみてびっくりだ。
燃費が悪い。小型車なのにリッター10キロ程度しか走らない。
あれ?聞いていたのと違うぞ。
まあ、それはしょうがないか。
だって型落ちだから。最新のものよりだいぶ古いですからね。
だから全然違うのねってしょうがなく納得したんだけど。でも、まだあった。
ガソリンが・・・
ハイオクじゃないか!?
なんだよ、それーーΣ(・□・;)
燃費悪いうえにハイオクとか、聞いてない。
(いや、調べない自分が悪いんだが・・・)
1回満タンにすると、それなりのお値段が飛びます。
これはまったくの誤算。
そして、そして、さらに。外車の鉄板・・・電気系統が弱い
クーラー、パワーウィンドウ、・・・これまで何回故障して修理したことか。
うーん、これだったら国産車でよかったな。
子供も二人になったし・・・車買い替え時なんだけど。。。どうしよう?
でも、先立つもの(お金)がない。
まとめ
ということで、僕が買って後悔したもの5つ、ご紹介しました。
どれも商品が悪い、というわけではなく僕のチョイスの仕方が間違っていたなーというものばかり。ホントはシンプルでよかったのに多機能のものを買ったり、迷って安いほうがいいと思って買ったら、結局後悔してしまったり・・・
何でこんなことが起こったか?
よーく思い返してみると、1つ思い当たることが。
うちではこういう製品を買うときって、本来なら妻と結構真剣に議論をして決めます。
製品をどんなときに、どういう風に使いたいのか?その際のメリット・デメリット。ひとつひとつ潰してようやく購入!ってなるんですが・・・
これらの商品は、ちょっとそのへんの詰めをせず、なんか必要だから流されるままに買ってしまった気がします。
やっぱりちゃんと吟味しないとダメですね。
だけど、今日ご紹介したものは今でも大切に使っています。うちはかなり物持ちがいい家だし、日本製の商品はホントじょうぶにできているのでまだまだ使えるものばかり。
こういったダメな子たちも大事に大事に使っていれば、また愛着が湧いてくるのかなーーと思っています。最初は買って失敗した!って思ったけど、これだけ使ってくるとだんだんその使い勝手の悪さも含め、道具のよさなのかと思うぐらいに。
道具だって長い付き合い。大事にしていきたいです。
今日はこのへんでおしまいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。