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伝説の”レインボースーパーざかな”

好きな本や音楽のこと、日々の暮らしを気ままにつづる雑記ブログ。

「世界の歴史・世界情勢」がわかる!オススメのマンガ・小説を5つ!

 

 「世界の歴史・世界情勢は、

マンガ・本から学べ!」

 

もう僕は受験生でもないので、

今さら世界の歴史の詰め込みなんてまったくする必要はありません。

 だけど、

 

世界のことは知っておいて損はない!

 

と思っています。

 

そこには、

過去の学ぶべき失敗があったり、今の世界情勢を知るためのキーワードがあったり。

未来を考えるヒントがあったり。

世界各国の状況を、その歴史から知っておくことで、今の世界情勢がようやくわかる。

新聞で、ニュースで報道していることの意味がやっとわかる。

 

なので、

 

むしろ知らないともったいない!

という感じでしょうか。

 

前回は、戦前から戦後のソ連の歴史がわかる、ということで、

トム・ロブ・スミスの「チャイルド44」シリーズを紹介しましたが、今日は一つの作品にとどまらず、「世界を知れる」僕のおススメマンガ・小説を一挙にご紹介。

 

マンガ編 ①「MASTER キートン」

 

 

はい、浦沢直樹さんの名作です。

94年までビックコミックで連載されていた、まさに大人向けのマンガですね。

 

ロイズという保険会社の調査員、大学で考古学を教える講師、さらに昔は元SAS(イギリス陸軍の特殊部隊)のサバイバル教官、様々な顔を持つ、平賀=キートン・太一が主人公の1話完結型のマンガ。

 

冷戦後のヨーロッパの社会情勢が、ストーリーの端々に出てきます。あまり似たようなジャンルが思い浮かばないちょっと変わったテイストのマンガですが、どの話もストーリーがミステリー仕立てでよくできていて、飽きさせない作りになっています。

 

キートンは、主な収入は保険会社の調査員として得ているようで、物語の多くは、その保険屋の仕事がらみ。保険屋の仕事ということで、当然、人の生き死にが関わってきます。そして世界各国、面白いぐらいいろんなところに出没して、事件にかかわっていくのですが・・・。

 

まあ、いろんなことに巻き込まれる、

巻き込まれる(笑)

 

保険屋ということで自分から首を突っ込んでいくことも多いんだけど、つい人に親切にしてしまうキートンのキャラクターをこのマンガはものすごい上手に描いています。

(このマンガは浦沢さんと勝鹿さん二人の共作とです)

f:id:morinokanata:20160923082059p:plain

 

そしてこの当時から、

浦沢さんの描く人物像はすごい!

 

僕は高校生のころこのマンガを読んで、そのクオリティの高さにびっくりしました。

マンガってこんな表現もできるのかと。

(当時流行っていた「YAWARA」だけではなかったのね、浦沢さんって。)

 

マンガ編 ②「ヒストリエ

 

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

ヒストリエ(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 「寄生獣」でおなじみの岩明均さんの作品。

 

たぶんまだ終わってはいないんだけど、

単行本が出るのが、ベルセルク以上に遅い(笑)

 

まさに牛歩の歩みなのですが、

作品のクオリティは高い。

オススメ。

 

このマンガで描かれているのは紀元前の古代ギリシャの時代。

 

中央アジアを席巻したマケドニアアレクサンドロスに仕えた、

エウメネスという人物を描いている。

 

この人物は、アレクサンドロス大王の書記官として活躍した実在の人物のようである。

 

日本人的には「誰それ?」というマイナーな人物だけど、

 

マンガが面白いので、

読める、読める!

 

当時の古代ギリシャ時代に当たり前にあった奴隷制度や、マケドニア王国のこと、周辺隣国との外交、政治、そして戦争。

 

古代オリエントの時代の雰囲気がエウメネスの視点から、さまざま描かれていて、非常に面白い作品になっている。エウメネスも非常に頭がよく様々な知略や発明を繰り出し魅力的な人物だ。 

 

 絵も「寄生獣」を踏襲しつつ、バージョンアップしていて、より繊細になっている。

僕はこの岩明さんの絵が好きなんだよな。と

 

f:id:morinokanata:20160923083427p:plain

           アフタヌーン公式サイト「モアイ」より引用)

 

ほかにもまだきっといろいろあるのでしょうが・・・

 

次は、小説編いってみます。

小説編 ①「水滸伝北方謙三

 

 

男の中の男、北方謙三の才能が十二分に発揮された傑作だと、僕は思っているのですが・・・

 

中国の4大奇書「水滸伝」を思いっきり、北方さん風に舵を切った、意欲作。

これねーーー。

 

超面白いから絶対読んで!!

 

と断固オススメしたい。

 

ただ・・・

 

19巻あるけど! 

(シヌホドナガイ)

 

物語は、12世紀初頭の北宋時代の中国。皇帝の浪費や役人たちの賄賂など政治が腐敗、盗賊なども跋扈し、まさに国が乱れるに乱れている時代。その犠牲となっている民のために、立ち上がった男、いや漢たちの世直し物語。

 

ものすごーーーいざっくり言うと、

108人の漢たちが、梁山泊という天然の要塞で世直しの旗を掲げ、国を変えようと革命を起こす話。

 

この革命のはじまりから終わりまでを、

19巻という壮大な物語の中でボリュームたっぷりに描いている。

 

12世紀初頭というと、日本でいうと平安時代なんですね。

 

これまで「水滸伝」というと、横山光輝さんのマンガ、吉川栄治さんのものが著名で、僕はもちろんそれらを読んできた。だけど、そもそもこの本の原書がかなり奇想天外でまとまりがなく、「三国志」などに比べるとどうしてもイマイチな感があった。

 

魔術はあるわ、人外を超えた技が出てくるわ。

 

それはいいのだけど、その出し方がちょっと唐突で・・・・

 

今の僕らの感覚からするとついていけない感じ。

 

けど、この北方水滸伝

 

そのすべてを凌駕した!!

 

いつかこの本のレビューを単体で絶対書いてやろうと思っているんだけど、そうした「読みにくい」ところを漢・北方がすべてリライトして、ものすごーーく読みやすい小説になっている。

 

ちなみにこの北方水滸伝

続編もあって、

さらに「楊令伝」15巻、

岳飛伝」17巻ある。

 

クレイジーだ!(笑)

 

漢・北方謙三、最高!!!

個人的には三ツ星をあげたい。

 

小説編 ②「傭兵ピエール」 佐藤賢一

 

傭兵ピエール 上 (集英社文庫)

傭兵ピエール 上 (集英社文庫)

 

 ヨーロッパの歴史小説といえば、はずせない佐藤賢一さんの出世作。中世・フランスの百年戦争最中の一傭兵とジャンヌ・ダルクとの恋を描きながら、激動の時代に生きる民衆たちの生きざまを見事に描いている。

 

この小説でも、ごたぶんにもれずジャンヌ・ダルクがとても魅力的に描かれているのだが・・・

 

けっこう、

ショッキングなことがあって。

 

詳しくはネタバレになるので言いませんが。

 

中世ヨーロッパの時代の雰囲気とその暴力性、

時代の空気をよくとらえています。

 

ネタバレ部分も含め、ぜひ読んでみてください。

 

ストーリーは面白くて全然飽きません!

 

ちなみに僕は一度挫折したけど、もう一度トライしたいと思っているのがこれ。

 

革命のライオン 小説フランス革命 1 (集英社文庫)

革命のライオン 小説フランス革命 1 (集英社文庫)

 

  

フランス革命前夜から、その後の政治を緻密に描いたこちらの小説。

 

あわせてどうぞ。

 

小説編 ③「大聖堂」 ケン・フォレット

 

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)

大聖堂 (上) (ソフトバンク文庫)

 

 最後は、イギリスの小説家、ケン・フォレットの「大聖堂」。

12世紀のイギリスを舞台にした群像劇。タイトルは、キリスト教における荘厳な建物大聖堂=カテドラルにちなんでおり、実際、大聖堂を建築する話もあるのだが、この物語が面白いのはそこではない。

 

ありとあらゆる人々の群像劇。

 

ここに最大の魅力がある。

 

建築職人の一家から、豪族、修道院分院長、森に住む不思議な母子など。

あらゆる身分・職業の人たちがそれぞれの利得のために、複雑に絡み合い物語が紡がれてゆく。

 

こちらも1巻600ペーのものが3冊。とかなりのボリュームだが、ご安心を。

 

僕はこの小説のストーリーにはまってしまい、

次が気になって気になってしょうがなく、あっという間に読んでしまった。

 

かなり中毒性が高い作品だと思う。

 

中世のイギリスの当時の雰囲気を感じたい人には、いい本です。

 

まとめ

おススメを5つ挙げみました。

どれもその世界を知るきっかけとしては、いいマンガ・小説だと思っていますし、まず単純に物語が面白い!

こうした本をその国を知る入り口として読んでみて、もっと知りたい!と思ったら次はちょっと詳しく書かれた新書や単行本を読んでみる。さらに知りたければ、専門書を。

という風にレベルアップしていけばいいんではないかと。

 

それこそ「世界」のことを書いたノンフィクションっていっぱいありますしね。

今度はそのオススメも触れていきたいと思います。

 

ちなみに前回の記事はこちら。

 

morinokanata.hatenablog.com

 

今日はこれでおしまい。

 

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