伝説の”レインボースーパーざかな”

好きな本や音楽のこと、日々の暮らしを気ままにつづる雑記ブログ。

30代サラリーマンが発見!「手書き」の不思議な高揚感とは?

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森野には一つ、

人には言いづらい趣味がある。

 それは・・・コッソリイウヨ

 

「本の抜き書き」

 

なにそれ?

 

僕はブログでもたびたび書いているとおり、本を読むのが好きだ。

本を読んで気に入ったフレーズや印象的な言葉があると、ふせんを貼っていく。

そして本を読み終わったら、本の感想とともに、ふせんの文章を手帳に書き写していくのである。

 

ああ、そうですか・・・。

 

まあそれははっきり言って、

 

暗い・・・(゚Д゚;)

 

30代のサラリーマンがやることではない。

 

ただ最近、この「本の抜き書き」について思うことがあり、いろいろ見直しをしたら、ある発見があった。今日はそんな手帳に書き写す「抜き書き」の話。

(みなさん去らないでくださいね。一生懸命書きますので。)

 

なぜ「本の抜き書き」という面倒なことを始めたのか?

ちなみにですが、

この本の抜き書きは、超・超・超、ちょー面倒くさい。

ブログ書くのも結構大変だけど、これはブログを上回る辛さである。

だって手書きで1文字1文字、

写していくんだから。

 

なぜこんなことを始めたのか?

 

それは・・・

 

本の中身を忘れるから。

 

それもきれいさっぱり。

 

 

たとえば大学時代に読んだバルザックの「ゴリオ爺さん」。

 

どんな話だったかというと・・・・

 

・・・

 

・・

 

まったく覚えていない(笑)

 

名作といわれる中上健次の「枯木灘

これも読んだ。

 

・・・

 

・・

 

えーーと、なんだっけ?

 

中身を完全に忘却している。

これは、ほぼ読んでいないに等しい。

 

もし友人と本の話になったとき。

「オレ、中上健次の『枯木灘』読んですげー面白かったんだけど・・・」

 

どんな話だったっけ?

 

ってなったら、

ほとんど読んだ意味ないじゃん。

 

これは悲しい。

 

人って本当に片っ端からいろんなことを忘れていくんですね。

 

なんとか本を読んだ跡ぐらいは、自分のメモリーに残しておきたい。

ということで、始めたのが「本の抜き書き」だった。

 

何かいいことあったの?それで?

そして「本の抜き書き」を始めて5年。

 

かなり面倒ではある。

 

がやった分、成果はある。

 

本の内容を忘れなくなった。

これホント。

 

やっぱり手書きで書くと、愛着がわくのか。なんとなしに休憩している喫茶店とか空き時間とかに、手帳を見るクセがついた。そうしてパラパラとことあるごとにめくっていくと、記憶が定着していくようだ。

 

そうすると、何か物事を考えているときに、

「あー、これはあの本に書いてあったところとつながるな」とか

この話は・・・・といって、手帳をめくって、納得とか。

さらに言えば、こうしてブログを書いているときにも

すぐに本を引用することができる。

 

このインプット方法は悪くない。

 

と思っていた。

 

EVERNOTE使えば、もっと早くできんじゃね?」

こうして「本の抜き書き」に喜びを感じていた森野であったが、いかんせん、手書きで文字を起こしていく辛さは変わらない。

たとえば、僕はつい先日までノンフィクション作家・柳田邦男さんの「人生やり直し読本」というのを読んでいた。昨日、その抜き書きが終わったんだけど、例えば一つ。

 

「このギスギスとした競争社会の中で、カネと効率ばかりが価値観の優位を占めている濁流に自分も呑みこまれてはいないか。自分は本当に納得のいく人生を送っているのか、今こそ自分の内面を見つめるもう一人の自分を再生させないと人生の終わりが近づいた時、≪自分の人生は一体何だったのだろう≫という悔いに苦しむことになるだろう」

      「人生やり直し読本」柳田邦男著 より

 

これだけの文章を写すだけで、

手書きだと5分はかかる。

 

ええー、そんな!と思うだろうが、

手書きで丁寧に書くとそれぐらいかかってしまう。

 

ちなみにこうやってPCで打つと・・・(実際、打ってみる)

 

2分もかからない。

 

PCで打ったほうが全然速いやないか!

 

ということで、

EVERNOTEを使えばいいじゃないか?と思った。

 

evernote.com

 これだったら「本の抜き書き」を、スマホで見れるから外出先の喫茶店で見れる。

電車の中でも見れる。手書き手帳とまったくそん色ない。

 

ということで、やってみた。

 

でもね。

 

続かなかった・・・。

 

なぜ?

 

手書きには独特の良さががある

 PCで打つと、そりゃ速いんです。

それは圧倒的に手書きよりも速い。

 

でもね、

 

味がないんです。

 

本を読んでその抜き書きをするのって、基本、楽しい作業なんですよ。

時間はかかるけど、読み終わった達成感とその本の大事なところを自分で判断してメモしていく作業なので。

 

でもPCで打ったら、

おもしろくなかった。

 

じゃあ、手書きの何がいいのか?

 

一つは「自分の手を使って書くこと」。

 

PCで文字を打つのと、

手で文字を書くのは全然違う作業。

 

使う筋肉が全然違う。

 

これは手書きで書いてみればわかる。

久しぶりに文字を書いてみると、きっと思ったようにうまく書けないはずだ。字がへなへなしてしまったり、変なところに力が入ってしまったり。だから、文字をたくさん書くと体がかなり疲れる。

 

肉体的な作業なのだ。

 

僕らはついつい頭で考えたことが大事で、肉体というのは付属品。頭で考えたことを行動に移すための器官が体だと考えてしまいがちだ。

だけど、僕はまず体ありきで脳みそは後、という考え方が好きだ。

 

これでいうと、「抜き書き」という一心不乱に文字を写す作業で

体から脳に刺激を与えていくということ。

これが意外に体にも脳にも大事なんだと思っている。

 

もう、これは・・・

 

写経の世界だ(笑)

 

僕はPCは、仕事で毎日触っている。毎日のメールなどで大量の文字をタイプしている。もうそれは慣れた作業で脳への刺激にはならない。

むしろ、手書きで書く文字のほうが、脳にとってはイレギュラーの作業となり、

いい刺激になるのでは、と考えている。

 

そしてこれもやってみるとわかるのだが、

本の抜き書きが終わると、

かなり高い達成感を感じる。

(ドンナミッションダ)

 

ということで、

手書きは、

楽しい。

 

まとめ

なので、森野はこれからも本を読み終わったら「抜き書き」、

というくら~い習慣を手書きで続けていこうと思っている。

 

これだけPCで文字を打つのが当たり前になり、手書きが少なくなっている時代。

逆に、そうやって自分の体を使って文字を書く、

ぐらいの余裕は、日々の中で持っておきたい。

そんなことを考えた。

 

おしまい。

 

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